看護臨床教育センターでは、滋賀県の補助金による平成27年度滋賀県在宅医療に関わる人材育成事業の一環として「多職種連携共通人材育成研修」に取り組んでいます。
この研修は在宅医療支援の観点から看護師、薬剤師、栄養士、歯科衛生士、介護福祉士等の多職種の方々を対象に各々の役割を理解し、共通の認識を持ち、実践能力を向上させ、病院から在宅医療への移行がスムーズに行われることを支援する事業です。
今年度は全7回の研修を予定しています。平成27年9月27日(日)9時から、「皮膚ケア 褥瘡」をテーマに第4回目の研修を本学医学部附属病院第2会議室において開催しました。
本学医学部附属病院 中北 順子および片山 育子皮膚・排泄ケア認定看護師を講師として、「褥瘡の在宅における実施と管理」「褥瘡の予防ケア」についての講演および演習を行いました。実際にオムツの着用を行い、オムツのあて方の根拠を理解したり、在宅褥瘡症例についてグループワークを行うなど多岐にわたる研修内容でした。参加者からは「褥瘡の基本から学ぶことができた。」「外用剤は今後に活用できる最新情報なので是非、参考にさせていただきたい。」との感想があり、今後の企画として「薬剤師の在宅患者の服務管理についての注意点などを学びたい」との要望がありました。
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片山 皮膚・排泄ケア認定看護師による講義の様子 |
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中北 皮膚・排泄ケア認定看護師による講義の様子 |
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演習の様子 |
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