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SUMSピッチコンテスト

 11月8(木)に第2回SUMSピッチコンテストが開催されました。

当教室からは成人教室と合同で「ミライノケンコウ」チームを結成し、医療・ヘルスケアの新製品開発に向けたプレゼンをチーム代表として片寄先生が行いました。そして見事、優秀賞を受賞いたしました!!

2018年11月29日

「柏地域医療連携センター」の視察

 柏市は東京都心より約30kmにあり、高度経済成長を機に東京のベッドタウンとして人口が増加した都市です。高齢化が進んでおり、現在は25.4%(H30年4月時点)となっており、柏市は高齢者がいつまでも住み馴れた地域で安心して暮らせる街を目指して柏市・東京大学・UR都市機構の三者が協定を締結し、柏プロジェクトを立ち上げています。特に在宅医療・介護連携に対して精力を注いでおり、高齢者が生活する地域の環境面だけでなく、在宅医療を行う医療職者への研修の場を設け、市民への啓発広報活動など包括的な取り組みを行っています。さらに柏市医師会・柏歯科医師会・柏市薬剤師会の共同で柏地域医療連携センターを設立するなど、地域医療の推進のために多職種が強く連携した街づくりが進んでいます。


今回の視察では、地域医療に対する包括的な取り組みにおいて10年先を見据えた長期的ビジョン展望、それを着実に実行していく行動力、そして何より行政・医療・民間企業といった多職種が連携するという重要な3つの側面を目の当たりにすることができました。今後ますます高齢化は進むことが明らかとなっている日本において、老年領域としてできることをこれらの側面から検討できたらと思います。


2019年02月15日

ミライノケンコウ Ottawa研修

 2019年2月25日から3月1日の5日間、ミライノケンコウ代表としてカナダのオンタリオ州にあるオタワ大学(工学部)へ研修に行ってきました。オタワ大学では製品開発におけるBusiness Modelやどのようにアイデアを改善していくかなどの方法論を学ぶだけでなく、3Dプリンターやレーザーカッティング、Arduino、VR(Virtual Reality)、モバイルアプリケーションなどについてその原理や使用方法についての講義やワークショップを行いました。


外気温氷点下20℃の日もある極寒の時期でしたが、Tim Horton(カナダで有名なコーヒーショップ)の美味しいコーヒーと共に大変充実した研修となりました。


2019年03月14日

2018年度 臨床看護学講座(老年)ゼミの卒業論文発表会

 2019年3月8日にゼミ生(第22期生)2名が卒業論文発表を行いました。

・2018年5月にマレーシアへ短期留学し、「宗教・多民族文化」と「健康・医療」との関係を視点とした 考察を行いました。

・2018年8月に認知症患者ケア技術の一つであるユマニチュードに着目した実態調査を行い、急性期病院 における看護師のケアの実際をまとめました。

発表会では老年ゼミ生(第23期生)と卒業生(第21期生)も参加し、後輩からの研究に対する素朴な質問から、臨床の現場からの意見・考察といった発言が飛び交い、活発な意見交流となりました。

<卒業論文タイトル>
■マレーシア国民大学への海外研修についての報告 -宗教が健康・医療に及ぼす影響に対する考察-
■急性期病院看護師の高齢患者に対するコミュニケーションの実態

2019年03月15日

卒業生(老年ゼミ22期生)の山根早貴さんが第9回日本認知症予防学会で卒業研究結果を発表しました

 2019年10月18〜20日に開催された第9回認知症予防学会(開催場所:名古屋)で、老年学部ゼミ生卒業生の山根早貴さんが自身の卒業研究結果について口演発表(一般演題)しました。


この卒業研究は、認知症ケアやユマニチュードについて興味を持った山根さんが在学中に自身で研究計画を立案し調査したもので、ユマニチュードの実施状況を客観的に評価した報告となりました。

■発表演題:急性期病院看護師の高齢患者に対するコミュニケーションの実態

 

2019年10月24日

2019年度第2回大学院修士課程研究発表会:岡本さん発表

 2020年2月6日に老年看護学部門修士課程の岡本智子さんが第2回大学院修士課程研究発表会で修士論文を発表しました。

<発表演題>
一大学病院の糖尿病患者における血清アルブミン値と6年後のサルコペニアの可能性との関連


2020年03月05日

2019年度 臨床看護学講座(老年)ゼミの卒業論文発表会

2020年3月5日に老年ゼミ生(第23期生)3名の卒業論文発表を行いました(今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため学部生と教員だけでの開催となりました)。老年ゼミ生はこれまでの研究成果を発表するだけでなく、質疑応答などプロセスを踏むことで研究に関する方法論を深めることにつながりました。

<卒業論文タイトル>
■地域在住高齢者の他者との繋がりの実態及び他者との繋がりに関連する要因について
■高齢者の受診行動に関連する要因の文献検討
■認知症高齢者及び要介護認定者の介護負担に関する文献検討


2020年03月09日

第56回日本循環器病予防学会において発表した演題が「メディカルトリビューンウェブ」に取り上げられました

片寄亮助教が、第56回日本循環器病予防学会(2020年12月にWeb開催)において
発表した演題「地域在住高齢者における咀嚼能力と4年間の脳卒中発症との関連:
香美町研究」が医師・医療従事者向けメディア「メディカルトリビューンウェブ」
に取り上げられ、インターネット配信されましたhttps://www.shiga-med.ac.jp/photos/2634

2021年01月13日

2021年度 修士課程研究発表会

特定行為領域臨床看護学講座(老年)の八軒美由紀さんが第2回大学院修士課程研究発表会(2022年1月31日開催)で修士論文を発表しました。
<発表演題>一大学病院における褥瘡発生状況と看護実践の実態

 

 

 

2022年04月25日

2020年度 臨床看護学講座(老年)ゼミの卒業論文発表会

2021年3月8日に老年ゼミ生(第24期生)4名の卒業論文発表を行いました。今年度は卒業生の先輩方も
参加され、臨床目線からの卒業研究に対する考察や活用方法といった活発な意見交換が行われました。
老年ゼミ生は緊張しながらも研究発表や意見交換を通して研究方法論を深めることにつながりました。

〈卒業論文タイトル〉
■地域在住高齢者における転倒不安と外出状況の関連
■地域高齢者における歯のかみ合わせが認知機能低下に与える影響
■地域在住高齢者における余暇活動と定期歯科健診受診との関連の検討
■地方在住高齢者における社会的フレイルと健診受診との関連について

 

 

2021年03月22日

2021年度 臨床看護学講座(老年)ゼミの卒業論文発表会

2022年2月22日に老年ゼミ生(第25期生)4名の卒業論文発表を行いました。卒業生や大学院生からは
臨床目線での考察や研究の発展性についてご意見をいただくことができました。
老年ゼミ生は自身の研究を発表し、意見を聞くことで研究方法論を深めることにつながりました。

〈卒業論文タイトル〉
■終末期の療養場所選択に関連する要因の文献検討
■日本における高齢者の発話と認知機能との関連に関する文献検討
■居住地から徒歩圏内にある施設充実度と高齢者の定期歯科受診行動の関連
■日本におけるスキンテアの発生率と発生関連要因の文献検討

 

 

2022年04月25日

2022年度 老年看護学領域 学部ゼミ生の卒業論文発表会

 2023年3月7日に老年ゼミ生(第26期生)4名の卒業論文発表を行いました。新型コロナ肺炎の影響で研究活動も余儀なくされてきた中で、着実に解析や卒論執筆活動を続け、今日の発表につなげることができました。今年度は卒業生も参加してくださり、さまざまな視点から意見交換をすることができ、有意義な時間となりました。

<卒業論文タイトル>
■終末期患者に対する訪問看護の実態
■運動機能分析装置を用いた身体機能とサルコペニア評価指標項目の相関関係の分析
■地域在住高齢者における認知機能レベル別にみた高次生活機能の検討
■地域在住高齢者における外出頻度の低下と口腔清掃状態の関連

 

 

2023年03月09日

Participation in Health and Frailty Check-ups Predicted Functional Outcomes and Mortality in Older Adults in Japan

 2023年3月8日に荻田准教授の論文『Participation in Health andFrailty Check-ups Predicted Functional Outcomes and Mortality inOlder Adults in Japan』がGeriatrics & Gerontology Internationalに掲載されることになりました(in press)。

 この研究は兵庫県香美町をフィールドとした悉皆調査の追跡データを用いて、健診受診及びフレイル健診の受診状況がその後の要介護認定や死亡に与える影響について報告しています。

Title: Participation in Health and Frailty Check-ups PredictedFunctional Outcomes and Mortality in Older Adults in Japan
Authors: Mihoko Ogita, Mika Okura, Ryo Katayose, NaomiMiyamatsu, Hidenori Arai

 

 

2023年03月09日

第24期老年ゼミ生の松村愛さんの論文が、日本サルコペニア・フレイル学会誌に掲載されました

第24期老年ゼミ生の松村愛さんが、卒業論文のテーマである「地方在住高齢者に
おける社会的フレイルと健診受診との関連」について論文を投稿し、日本サルコ
ペニア・フレイル学会誌に掲載されました。

松村愛, 荻田美穂子, 大倉美佳, 片寄亮, 金丸恭子, 荒井秀典.
地方在住高齢者における社会的フレイルと健診受診との関連,
日本サルコペニア・フレイル学会誌. 6(1)59-66, 2022.

2022年07月11日

急性期病院看護師に対するユマニチュードを含んだ高齢者理解を促す学習機会の提供と心理的変化

 2023年3月16日に大学院生(修士課程)の田中早貴さんの論文「急性期病院看護師に対するユマニチュードを含んだ高齢者理解を促す学習機会の提供と心理的変化」が日本認知症予防学会誌に原著論文として採択され、掲載されることになりました。
 この研究は、田中早貴さんが臨床時代に病棟看護師と一緒に実施した看護研究をまとめたもので、病棟看護師に対してユマニチュード内容を含む高齢者理解を促す学習機会を提供することにより看護師の”心理的ストレス状態”と”ユマニチュードの包括的コミュニケーション技術の実施状況”がどのように変化するかを検証した非無作為化比較試験の結果について報告しています。

[論文著者:田中 早貴、門井 舞、大西 琴美、山口 まな美、片寄 亮]

2023年04月03日