対象とする疾患は、うつ病や双極症(躁うつ病)、統合失調症、不安症、強迫症、摂食症など多岐にわたります。こうした疾患の中でも特に最近は睡眠の重要性が強く認識されていますが、当院では睡眠時無呼吸症候群やレム睡眠時行動障害をはじめとした睡眠障害の診療に積極的に取り組んでおり、睡眠学会認定施設Aを取得しています。また、気分症等では難治性疾患にも有効な電気けいれん療法を実施しています。統合失調症に対しては、治療抵抗性統合失調症に対する治療薬クロザピン (商品名クロザリル)を使用できる施設です。
年齢といった観点で見ますと、精神科では認知症など高齢者を対象とした疾患から小児思春期にわたるまで、幅広い年齢層の患者さんに対応しています。また、近年は精神疾患を伴う患者さんにおける身体疾患への取り組みの重要性が改めて認識されています。当科でも妊産婦のメンタルヘルス、身体疾患と精神疾患の合併症例(コンサルテーション・リエゾン)、緩和ケアなどの診療を行っています。
なお、他の医療機関では行えない高度な診断及び治療を行うために、新来患者さんに関しては完全予約制を導入しております。予約のない場合には、診察をお断りする事があります。
Javascript を有効にするか、こちらをご覧ください。
Javascript を有効にするか、こちらをご覧ください。