〒520-2192 大津市瀬田月輪町
滋賀医科大学
生化学・分子生物学講座
分子病態生化学部門 
TEL: 077-548-2162(研究室)
FAX: 077-548-2164
E-mail: hqbioch2@
"@以下に belle.shiga-med.ac.jp
をつけて下さい"

学部教育

本学では国際水準を踏まえた医学教育となるよう医学科学部教育のカリキュラムを改変しており、2017年度入学生より「新カリキュラム」で講義・実習が行われてきましたが、さらに、2020年度入学生より「新々カリキュラム」で講義・実習を行うことになりました。これは、2020年度から学士編入学者が2年生後期から前期に前倒しになったのも関係しています。また、2017年度に日本医学教育評価機構(JACME)による医学教育分野別評価を受け、2018年度から7年間認定されました。「新々カリキュラム」で当研究室が担当する講義・実習(医学科第1、2学年が該当)は下記の通りです。その他、第1学年の「早期体験学習」体験交流会、第4学年の「少人数能動学習」のチューターを担当しています。さらに、第3学年に行われる「研究室配属」では、基礎研究の体験を希望する学生を積極的に受け入れています。なお、研究医特別コース(MD−PhDコース)を目指している、あるいは、このコースに関心のある学生への説明、研究室見学も随時行います。基礎研究に興味を持っている学生の方は、是非ご連絡下さい。

現代社会と科学(第1学年前期)
 担当:扇田(1コマ)

“血管の老化”をテーマに、マスコミ報道などから伺える社会的な関心と現代の科学で明らかになっている医学的知見との相違について講義する。

医学・生命科学入門(第1学年後期) 担当:扇田(
1コマ)

当研究室で行っている基礎研究の内容について初学者を対象に講義を行う。

基礎医学研究入門(第1学年〜第2学年) 担当:扇田、佐藤、清水(30コマ)

 

実際に研究室で初歩的な基礎医学研究を行ってもらうことで、医学研究に関する理解を深める。

基礎人体構造学(第1学年後期) 担当:清水(1コマ)

 

心血管系の構造と正常機能および異常を来した場合の病態について講義する。

核酸・病態生化学(第2学年後期)
 
 
 
 
 講義 担当:扇田、佐藤、清水(30コマ)
 実習 担当:扇田、佐藤、清水、真島(非常勤講師)(9コマ)

ヌクレオチドの構造と代謝から始まり、がんや心血管疾患などの病気の病態理解に必要な生化学事象まで(主に、ハーパー生化学30版 Section VII〜Section XIに該当)幅広い内容について講義する。疾患・病態の解明に貢献した生化学的な研究内容についても出来る限り触れていく。また、近年の遺伝子工学の発展およびその概要についても説明する。授業内容の理解を深めるため、原則、各講義毎に確認問題を解いてもらう。

実習ではDNA、RNAを自ら実際に取り扱うことで核酸に関する生化学研究の基本的な手法を習得する。この実習を通して、講義で得られた核酸に関する知識をより深めて欲しい。

再生医学(第2学年前期) 

担当:扇田、佐藤、清水(9コマ)

組織・臓器の再生に関連す幹細胞生物学、遺伝子工学と、放射線医学の基礎に関するゲノム放射線医学のパートを担当している。

生化学・栄養学(看護学科・第2学年前期)
担当:扇田(8コマ)

将来看護師として働く際に必要な糖質、脂質、タンパク質・酵素、ビタミン、ミネラル、エネルギー代謝、核酸代謝の基本的な内容について講義する。授業内容の理解を深めるため、原則、各講義毎に確認問題を解いてもらう。