〒520-2192 大津市瀬田月輪町
滋賀医科大学
生化学・分子生物学講座
分子病態生化学部門 
TEL: 077-548-2162(研究室)
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E-mail: hqbioch2@
"@以下に belle.shiga-med.ac.jp
をつけて下さい"

部門長メッセージ

 中国から海外客員研究員として来日し、本学の大学院博士課程を修了したPang Xiaolingさんが、2017年3月に晴れて医学博士を取得することが出来ました。Pangさんは私が本学に着任して研究室を立ち上げてから最初の大学院生です。心から博士号の取得をお祝いしたいと思います。

 昨年度1年間の主な研究成果を振り返ってみますと、Pangさんとスタッフが協働して研究していたペプチド分解酵素ジペプチジルペプチダーゼIII(DPP III)の高血圧に対する効果や、Zankov特任助教が中心となって解析していた心筋細胞介在板に存在するアファディンの心不全に対する作用機構をそれぞれ解明できました。これらは欧米の有力科学専門誌に掲載され、学内のシンポジウム発表で最優秀賞(若鮎賞)を獲得するなど、研究室全体のアクティビティーは上がってきています。それぞれの研究内容についてはプレスリリースも行い(こちら)、NHKのニュースや新聞の報道でも取り上げてもらいました。

 本年度はこれらの成果を更に発展させ、生活習慣病やがんに関する基礎研究を着実に前進させていきたいと考えています。特に、生活習慣病関連では、本学の特色研究リソースであるカニクイザルを用いた研究を新たに行っていく予定です。動脈硬化の進展や心臓の機能に関して、マウスなどの小動物と、霊長類のヒトやサルとでは大きく異なっている点もあり、今後、トランスレーショナル研究や臨床応用を視野に入れた場合、霊長類での実験結果は非常に重要なものになります。動物生命科学研究センターの協力を仰ぎながら、世界初の遺伝子改変生活習慣病モデルサルの作製にも取り組んでいきます。

 引き続き、大学院生、研究生を募集しています。上記の研究あるいはこちらの研究に興味のある方は是非ご連絡を頂ければと思います(メールは、hqbioch2 以下、@belle.shiga-med.ac.jpをつけて下さい)。随時相談を受け付けています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 平成29年4月

扇田 久和

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