勢多だより
No. 108
22
キャンパスライフ |
Campus life
10月 8 日(日)と 9 日(月・祝)の 2 日間、本学中庭を会場として、リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017滋賀
医科大学が開催されました。
リレー・フォー・ライフとは、がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧をめ
ざすチャリティーイベントです。リレーウォークではがん患者さんやご家族、そして支援者が交代で夜通し歩き続
け、痛みを分かち合い、勇気と希望を与え合います。
学生が主体となって大学で開催する「カレッジリレー」として、昨年に引き続き 2 度目の開催となり、今年は京
都薬科大学、立命館大学薬学部の学生も実行委員に迎え、共に活動しました。
開会式では、日本対がん協会の是澤氏、三日月滋賀県知事、山田副学長のあいさつの後、医学科第 5 学年の宮嶋
実行委員長から熱い想いのこもったあいさつがあり、がん患者さん及びがん経験者の方によるサバイバーズラップ
からリレーウォークが始まりました。
今年は両日とも晴天に恵まれ、来場者はリレーウォークへの参加や講演会の傾聴、ブースでの健康診断など様々
な体験を通してがんに関する見識を深めることができました。
8 日の18時30分からはルミナリエセレモニーが行われ、参加者はリレー・フォー・ライフのシンボルであるエン
プティテーブルを眺めながら、実行委員によるご家族への手紙や詩の朗読を聞き、がんによって亡くなった方を偲
びました。
9 日の正午には学生ラップ・ファイナルラップによりリレーウォークが締めくくられ、24時間にわたるイベント
は閉会となりました。
参加者の力により、多くのがん患者の方に勇気と希望を与え、がんに立ち向かう決意を新たにすることのできる
イベントとなりました。
①夜通し続くリレーウォーク
がん患者さんやそのご家族さん、支援者さん、医療
従事者などでチームを作り、夜通しトラックを歩き続
けます。
「がん患者さんは24時間がんと闘い続けている」
タスキをつなぎながら、24時間歩き続けることで痛
み、苦しさ、つらさを分かち合いがんに立ち向かうた
めの勇気、今を生きることの感動を共有しお互いを称
えあうためのイベントです。
③ステージイベント
当日のイベントでは、歩いている人を応援し、参加
者に楽しんでいただくためのステージイベントを開催
します。
がんセミナーや講演会、楽器演奏やダンスパフォー
マンスなど、さまざまな企画のイベントです。
②ルミナリエセレモニー
がんで亡くなった方や、今、この瞬間もがんと闘っ
ている方へのメッセージをつづり、キャンドルの光で
照らします。
がんで亡くなった方
を偲んで、尊い祈りを
ささげキャンドルのや
さしい灯りで暗い夜を
照らし、闘病中の方を
応援するためのイベントです。
④ブース
グッズ販売やバザー、飲食店などのブースを設けて、
がん征圧のための募金を募ります。
がん検診やがん相談、マッサージなど、役に立つ情
報を得られる場や楽しんでいただくための場を提供し
ます。
リレー・フォー・ライフ(RFL)