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SETA DAYORI No. 108

23

Campus life

 | キャンパスライフ

「地域全体でがんと、命と向き合うこと」

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017 滋賀医科大学実行委員会実行委員長

医学科第 5 学年 

宮嶋 佑輔

日本で唯一の「カレッジリレー」、リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017 滋賀医科大学が無事成功裡に閉幕

いたしました。学生による初の試みであった昨年に引き続き、今年もたくさんの方の多大なるご協力を賜りまし

たことを大変感謝しております。

今年は天気に恵まれ、終始太陽がまぶしいリレー日和の気候の中でみなさんと24時間を過ごすことができ、非

常にうれしく思っております。その日差しに負けないくらいに、滋賀医科大学の中庭がまぶしい笑顔であふれて

いたことが強く印象に残っています。

リレー・フォー・ライフでは、「地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指す」と謳っていますが、文字通り

地域のいたるところで様々な形でご活躍されている方々が滋賀医科大学に集い、お互いのことを知り、お互いの

普段の努力を讃え、地域のつながりの輪を広げる機会になったかと思います。

また、学生によって運営する「カレッジリレー」の特色として、今回は学生か

らの情報発信に力を入れ、学生目線で若い世代に向けたがん情報発信を行いまし

た。若い世代ががんについて考えるきっかけになることを願っています。

このイベントが地域のみなさんにとって「がんと、命と、向き合う機会」にな

っていれば幸いです。つらいことがあっても、必ず綺麗な朝日と共に夜明けがや

ってくるということ、いつでも人は一人ではなくて支えてくれる人がたくさんい

るということがメッセージとして発信できていれば良いなと思います。

今年も学生たちによる試みへの心強い応援ありがとうございました。来年以降

も「日本のど真ん中」滋賀から、学生たちの手で生きる勇気を発信し続けていき

ます。どうぞよろしくお願いいたします!