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SETA DAYORI No. 108

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今年も学祭が終わりました。参加した人たちや、準

備をした人たちにとって、喜怒哀楽の思い出の 1 ペー

ジになっていれば嬉しいです。

僕はボート部に主に所属していて、秋には僕らの練

習する瀬田川は波、風が少なく特に穏やかになります。

周りの水と空気も冷たく澄んでいて、紅葉の景色に囲

まれながら幅60センチほどの艇が水の上をすべる感覚

はとても気持ちがいいです。水と艇の感覚、クルーの

声、熱いハート、きつい練習、西医体優勝、マネさん

の朝ごはん、艇庫に響く部員の声、瀬田川の景色、僕

の大学時代の宝物です。

学内での挨拶回りの際によく「今年の学祭の目玉は

何なのか」と聞かれたのですが、一度もうまく答えら

れなかったのが残念です。今年の若鮎祭の目玉は複眼

で、一つ一つの企画や講演が、大きいもの小さいもの

問わず素晴らしいもので構成されていて、今年のなに

か一つを決めるのは難しかったです。強いて言えば今

年の目玉は台風でした。

特定の目玉はないと言っても、自分の中では、前夜

祭のオープニングくらいは是非何かしら派手にしたい

と思っていました。というのも委員長が属する執行部

の役目は、実行委員の配置、あいさつ回りや、寄付金

集め、各局をまとめたり、飲酒喫煙禁止の喚起をした

り、ステージの垂れ幕を作ったり、学祭の後片付けを

したりなどだったので、いわば若鮎祭の縁の下の力持

ちです。せっかく委員長なのに…ということで、パフ

ォーマンスをいくつか考えました。主にバンド演奏な

どを全力で行うことになりましたが、高校以来のオー

プニングライブのステージは最高で、それまでの苦労

はズボンとシャツと共に飛んでいきました。

実行委員の皆さんお疲れ様でした。実行委員会のメ

ンバーもありがとう! 台風に惑わされて、色々もめ

ることもありましたが仕方がないです。雨風に打たれ

ながらも最後まで若鮎祭をやりきった僕らの勝利です。

第43回若鮎祭にご協力、ご支援いただいた皆様本当

にありがとうございました。

来年度若鮎祭もよろしくお願いいたします。

第43回「若鮎祭」を終えて

ピックス

T

opics

第43回若鮎祭実行委員会委員長

医学科第 4 学年

赤井 奎太