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紹介してくださるみなさまへ
 
 小児科発達外来の受診を希望される方は年々増えてきており、初回の受診までにしばらくお待ちいただく状態が続いています。それまでの時間を有効にお使いいただくために、当科では相談支援機関(発達支援センター(室)・療育センター・子ども家庭相談センター等)(⇨連絡先をご参照ください)への相談をお勧めしています。
 心身の発達に支援を必要とする方が安心して暮らしていくためには、お住まいの地域で、その方に関係する「保育・教育」「福祉」「保健・医療機関」のつながりが重要と考えられています。その中心となるのが、滋賀県内の各地域に設置されている発達支援センター(室)および療育センターや子ども家庭相談センター等の相談支援機関です。
 発達支援センター(室)では、面接や心理発達検査などを通して、お子さんの状態の評価や支援に関する相談を行い、保護者を含め長期的に支援していただくことができます。
 そのため小児科発達外来へのご紹介は原則、相談支援機関(発達支援センター(室)・療育センター・子ども家庭相談センター等)を通してお願いしています。

保健・医療機関(病院小児科、かかりつけ医、保健センター)の先生方へ
 これまでに保護者が直接受診を希望され、小児科かかりつけ医より紹介されるケースがあり、
その場合、園や学校を含めた地域との連携が進みにくいことがありました。発達についての相談が保護者よりあった場合は、まず各地域に設置されている相談支援機関(発達支援センター(室)・療育センター・子ども家庭相談センター等)への相談をお勧めください。
 緊急を要する診察が必要な場合は、直接小児科外来(077-548-2553:月−金曜 9-16時)から
発達外来担当医に直接ご連絡下さい。
 
保育・教育機関(保育所・幼稚園、通級指導教室、スクールカウンセラーなど)
・福祉機関(子ども家庭相談室)のみなさまへ
 発達についての相談が保護者よりあった場合や校内委員会で取り上げられた場合は、まず各地域に設置されている相談支援機関(発達支援センター(室)・療育センター・子ども家庭相談センター等)との連携をお取り下さい。
 なお、受診日が決定した就学以降のお子さんの受診に際しては、担任等、校内でのお子さんの様子を把握されている方に学習・評価項目の記入をお願いしています。受診の2週間前までに必要事項を記載いただき小児科外来まで郵送ください。
 
相談支援機関(発達支援センター(室)・療育センター・子ども家庭相談センター等)のみなさまへ
 病院受診を紹介される場合は、乳児期の成育歴などを含めた紹介状の作成をお願いします。
 また、知能検査(WISCおよび新版K式検査)の結果は、限られた診療時間の中で適切な診断・助言を行う上で必要な資料となります。K式ではプロフィール、WISCでは粗点がわかるものを含めたアセスメントの上、受診までに施行をお願いします。
 病院受診後は、保護者の了解を得た上で、当院でのアセスメントの結果を報告します。教育機関とも連携していただき、受診後のお子さんのライフステージに沿った地域での支援につなげて下さい。お子さんのより良い支援のため、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。