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Training Program

滋賀医科大学外科専門研修プログラム

リーフレット

特徴

豊富な症例数と多数の経験をもつ指導医のもと、多くの選択肢を整備しており指導体制が充実しています。

 
 

外科領域全般からサブスペシャリティ領域(心臓血管外科、呼吸器外科、消化器外科、小児外科)または、それに準じた外科領域(乳腺内分泌領域)に向けた専門分野とシームレスに連動しています。
サブスペシャルティ連動コースを選択中も大学院進学や海外留学を並行することは可能です。
 

連携病院

現在25医療機関と連携しています。
(1) 赤穂市民病院(兵庫県)
(2) 医療法人医仁会 武田総合病院(京都府)
(3) 医療法人社団昴会 湖東記念病院(滋賀県)
(4) 医療法人社団昴会 日野記念病院(滋賀県)
(5) 医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院(京都府)
(6) 医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院(大阪府)
(7) 医療法人洛和会 洛和会音羽病院(京都府)
(8) 近江八幡市立総合医療センター(滋賀県)
(9) 大津赤十字病院(滋賀県)
(10)京都第一赤十字病院(京都府)
(11)公益社団京都保健会 京都民医連中央病院(京都府)
(12)公益財団法人 豊郷病院(滋賀県)
(13)公立甲賀病院(滋賀県)
(14)社会医療法人誠光会 淡海医療センター(滋賀県)
(15)静岡県立静岡がんセンター(静岡県)
(16)心臓血管センター金沢循環器病院(石川県)
(17)畷生会脳神経外科病院(大阪府)
(18)独立行政法人国立病院機構 京都医療センター(京都府)
(19)独立行政法人国立病院機構 東近江総合医療センター(滋賀県)
(20)独立行政法人国立病院機構 南京都病院(京都府)
(21)独立行政法人地域医療機能推進機構 滋賀病院(滋賀県)
(22)長浜赤十字病院(滋賀県)
(23)ベルランド総合病院(大阪府)
(24)三菱京都病院(京都府)
(25)高知県・高知市病院企業団立高知医療センター(高知県)

 
 

SubSpecialty

専門分野

消化器外科専門医
(日本消化器外科学会)

消化器外科専門医の取得には、外科専門医の取得が必要です。滋賀医科大学および関連病院にて外科専門医の取得のためのトレーニングを行います。最短で卒後5年目に外科専門医取得が可能です。卒後6年目以降には消化器外科専門医に進むための臨床経験を積ます。消化器外科専門医の取得には、筆頭著者の論文発表が3報必要です。また、学会発表や学会参加が必要とされます。これらの学会発表・論文化することを学びます。卒後7年目以降に消化器外科専門医資格試験を受験し専門医を取得します。

乳腺専門医
(日本乳癌学会)

乳腺専門医修練カリキュラムに沿って研修を行っています。滋賀医科大学附属病院では、初発乳癌症例としては年間約100例の手術件数があります。
乳腺専門医の取得には、外科専門医の取得が必要です。滋賀医科大学および関連病院にて外科専門医の取得のためのトレーニングを行います。最短で卒後5年目に外科専門医取得が可能です。外科専門医取得のための症例集積終了後は、乳腺専門医取得のための修練を中心に研修を行います。乳腺専門医に進むための臨床経験をつみ、経験した症例や臨床研究を学会で発表し、論文化を行います。
日本乳癌学会の認定施設および関連施設での修練を5年以上経験し、最短で卒後7年目に乳腺専門医の受験が可能となります。
研修施設:滋賀医科大学附属病院、京都第一赤十字病院、長浜赤十字病院、日野記念病院、ベルランド総合病院

小児外科専門医
(日本小児外科学会)

当教室は年間約100 例の手術件数があり、新生児手術件数も豊富です(年間10 ~20例)。
小児外科専門医の取得には、外科専門医の取得が必要です。滋賀医科大学および関連病院にて外科専門医の取得のためのトレーニングを行います。最短で卒後5年目に外科専門医取得が可能です。外科専門医取得のための症例集積終了後は、小児外科専門医取得のための修練を中心に研修を行います。
小児外科専門医の修練を行う施設として、滋賀医科大学附属病院、京都府立医大小児外科学講座、宇治徳洲会病院、近江八幡市立総合医療センターなど施設があります。経験した症例や、臨床研究について学会で発表し、論文化を行う。小児外科専門医を取得する。

大腸肛門専門医
(日本大腸肛門病学会)

臨床研修終了後、日本大腸肛門病学会の認定施設または関連施設で通算3年以上の修練を行っている。もしくは、外科専門医を取得後、日本大腸肛門病学会の認定施設または関連施設で通算3年以上の修練をおこない、合計6年以上の修練を行っている。
研修可能施設:滋賀医科大学附属病院、長浜赤十字病院、野洲病院、長岡京病院、はえうち診療所は日本大腸肛門病学会認定医療施設および関連施設です。

技術認定医
(日本内視鏡外科学会)

外科専門医を取得し、胆嚢摘出術であれば50例以上、大腸切除、胃切除であれば20例以上を術者もしくは指導的助手として経験する必要がある。専門領域の内視鏡下のadvance surgeryを独力で遂行でき、これらの手術を指導できることが必要。
学会の連携等の概要:胃、大腸、胆嚢の各領域の技術認定医が手術指導にあります。

高度技能医
(日本肝胆膵外科学会)

高難度肝胆膵外科手術50例以上を、修練施設で高度技能指導医または高度技能専門医の指導(指導的助手を意味する)の下で術者として行うことなどが含まれる。
学会の連携等の概要:滋賀医科大学附属病院は日本肝胆膵高度技能専門医の修練施設です。

食道外科専門医
(日本食道学会)

消化器外科専門医または日本消化器外科学会指導医を有する申請者は日本消化器外科学会認定施設での3年間の勤務実績、呼吸器外科専門医または日本呼吸器外科学会指導医(旧専門医)を有する申請者は日本胸部外科学会認定施設または日本呼吸器外科学会認定施設での3年間の勤務実績を有していること。診療経験として申請する前の5年間に50点以上の食道疾患症例の手術経験(術者および指導的第一助手)を有していることなどが含まれる。
学会の連携等の概要:滋賀医科大学附属病院は食道外科専門医認定施設です。

Questions

ご質問にお答えします

 

Q-1:大学院の進学はできますか?

滋賀医科大学大学院(社会人入学)に進学し、基幹施設もしくは関連施設などで常勤医として外科専門研修を行いながら大学院研究を進めることができます。社会人入学であれば、外科専門研修の休止期間を設けることなく学位取得(医学博士)を目指すことが可能です。それにより、サブスペシャルティ領域などの専門医もシームレスに取得することが可能となります。大学院についてのページもご覧ください


Q-2:留学することは可能でしょうか?

専攻医2年目以降で、外科専門研修期間内に外科専門研修の一環として、1ヶ月から3年程度の期間で海外留学を行うことが可能です。海外留学期間が6ヶ月を超えた場合には、研修期間を延長し基幹病院もしくは連携病院にて外科専門研修を継続して行います。


Q-3:将来、心臓血管外科を専門としたいのですがサブスペシャルティの研修についてはどのようになるのでしょうか?

外科専門医の取得のための研修からサブスペシャルティ領域への研修へ途切れ目なく移行できるように配慮します。専攻医2年目以降で外科専門医研修カリキュラムの技能を習得レベルに達した専攻医には、サブスペシャルティ領域(消化器外科,心臓血管外科,呼吸器外科,小児外科)または外科関連領域(乳腺専門医など)と連動する各科関連施設での外科専門研修を継続することが可能です。


Q-4:将来、乳腺専門医を取得したいのですが、消化器外科や心臓血管外科の症例を経験する必要があるのでしょうか?

乳腺認定医の申請を行う際に、『学会認定医 会の定める基本 科の認定医または専門医であること』が必要です。外科専門医を取得後に乳腺専門医を取得することになります。外科専門医のカリキュラムで必要とされる最低限の症例数は経験する必要があります。


Q-5:外科専門医研修と医局への入局はイコールですか?

滋賀医科大学外科専門研修プログラムで研修を行うことと医局への入局はイコールではありません。医局へ入局しなくても滋賀医科大学外科専門研修プログラムで外科専門医研修を行うことは可能です。


Q-6:外科専門医研修の給与はどのようになりますか?

専攻医の勤務時間、当直、給与、休日は労働基準法に準じて、滋賀医科大学外科専門研修プログラムの中の基幹施設および関連施設の各施設の就業規定に従います。


Q-7:プログラムに記載されていない病院で研修できるのでしょうか?

プログラムに記載されていない関連施設での修練を行うことは不可能です。また、特別な事由がない限り研修期間中に別のプログラムに移動することも不可能です。


Q-8:初期研修中に経験した症例も経験症例とできるのでしょうか?

初期臨床研修期間中に外科専門研修基幹施設ないし連携施設で経験した症例は、プログラム統括責任者が承認した症例に限定して、手術症例数(100例上限)に加算することができます。この場合、 滋賀医科大学外科専門医プログラム FAQ NCDに登録されていることが必須です。NCD登録は毎年入力期限が設けられており、遡って登録することはできませんので、初期研修中にリアルタイムにNCD登録してもらう必要があります。


Q-9:大学で研修する期間はどれくらいなのでしょうか?

専門医制度の取り決めで、専攻医は3年間の外科専門研修期間中、基幹施設または連携施設で最低6カ月以上の研修を行う必要があります。滋賀医科大学外科専門研修プログラムでは、原則、専攻医1年目を基幹病院で研修し、外科領域を広く研修して頂きます。