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滋賀医科大学薬理学講座のホームページへようこそ。

私たちはナルディライジンという分子の研究を中心に、様々な生命現象や疾患メカニズムの解明に取り組んでいます。ナルディライジンは、もともと西英一郎が増殖因子の受容体として同定したメタロプロテアーゼの1種でしたが、その後の研究から、細胞外ドメインシェディングを増強する機能、核内での転写制御機能など、局在に応じた多機能性を有するユニークなタンパク質であることがわかってきました。遺伝子改変マウスや臨床検体の解析から、多彩な生理機能、疾患における重要性も徐々に明らかになってきており、循環器系、神経系、代謝内分泌系から、がんや炎症性疾患に至るまで、エキサイティングなことは何でもやることをモットーに一同頑張っています。
 詳しくは研究内容をご覧下さい。

新着情報

  • 2017年11月
    森田雄介(京都大学循環器内科大学院生)が第1著者、西英一郎が責任著者の論文“Genome-wide profiling of nardilysin target genes reveals its role in epigenetic regulation and cell cycle progression”がScientific Reports誌に掲載されました。

    この論文で我々は、ゲノムワイドな網羅的解析手法を用いて、核内ナルディライジンがゲノム上で存在する部位、転写を調節する標的遺伝子を明らかにし、ナルディライジンがエピジェネティクス制御を介して細胞増殖・細胞周期調節に重要な役割を果たすことを明らかにしました。
  • 2017年7月
    京都大学大学院整形外科 伊藤宣、松田秀一先生グループ(第1著者:藤井貴之、現 ニューヨーク、Hospital for Special Surgery留学中)との共同研究で、西英一郎が共責任著者の論文“Nardilysin is involved in autoimmune arthritis via the regulation of TNF- secretion”がRMD Open誌に掲載されました。

    この論文で我々は、ナルディライジンが関節リウマチにおいて重要な役割を果たしている可能性を示しました。特に、マクロファージに発現するナルディライジンがTNF-αの活性化を介して関節炎を制御していること、関節リウマチ症例において関節液中でナルディライジンが上昇していることがわかり、その内容はメディカルトリビューンでも取り上げられました。
  • 2017年7月
    陳博敏(現 済生会野江病院)、大野美紀子が共第1著者、西英一郎が責任著者の論文“Nardilysin is a promising biomarker for the early diagnosis of acute coronary syndrome”がInternational Journal of Cardiology誌に掲載されました。

    この論文で我々は、血清ナルディライジンが急性心筋梗塞の超早期診断、さらに心筋壊死が明らかではない不安定狭心症の早期診断に有用である可能性を呈示しました。臨床現場で待望されているACSの“非壊死マーカー”としての可能性について、本誌editorial comment (Biomarkers of vascular inflammation. Cell stress offers new clues) でも大きく取り上げられています。
  • 2017年7月18日   薬理学実習の打ち上げを行いました。
  • 2017年4月6日   大野先生、岩﨑先生の歓迎会を行いました。
  • 2017年4月5日   ホームページをオープンしました。
  • 2017年4月1日   岩﨑 広高特任助教が着任されました。
  • 2017年4月1日   大野 美紀子助教が着任されました。
  • 2017年3月17日   田和先生の歓送会を行いました。
  • 2017年2月
    京都大学大学院消化器内科 妹尾浩先生グループ(第1著者:木村勇斗、現 天理よろず相談所病院)との共同研究で、西英一郎が共責任著者の論文 “Nardilysin regulates inflammation, metaplasia, and tumors in murine stomach”がScientific Reports誌に掲載されました。

    この論文で我々は、ナルディライジンが胃炎および胃がんの病態生理上重要な役割を果たすことを、マウスモデルを用いて明らかにしました。ナルディライジンがTNF-α活性化を介して胃がん細胞株増殖に寄与していることを示した論文(EMBO Mol Med 2012)の続報になります。
  • 2017年2月
    京都大学大学院肝胆膵移植外科 上本伸二先生、兵庫医科大学肝胆膵外科 波多野悦朗先生グループとの共同研究(第1著者:笠井洋祐)で、西英一郎が共責任著者の論文 “Nardilysin promotes hepatocellular carcinoma through activation of signal transducer and activator of transcription 3”がCancer Science誌に掲載されました。

    この論文で我々は、ナルディライジンが肝細胞がんにおいて重要な役割を果たすことを、マウス肝細胞がんモデルおよび臨床検体の解析から明らかにしました。特にC型肝炎を背景に有する症例で、血清ナルディライジン値は肝切除後の生命予後と相関することがわかりました。
  • 2017年1月
    Howard Hughes Medical Institute, Baylor College of MedicineのHugo Bellen先生との共同研究論文”Loss of Nardilysin, a Mitochondrial Co- chaperone for α-Ketoglutarate Dehydrogenase, Promotes mTORC1 Activation and Neurodegeneration” がNeuron誌に掲載されました。

    この仕事で、ナルディライジンのヒト遺伝子変異が神経変性疾患の原因になっていることが初めて明らかになりました。また、ショウジョウバエにおいてはナルディライジンがミトコンドリアに発現し、シャペロンとして働いていることがわかりました。
  • 2017年1月1日   西 英一郎教授が着任されました。