研修医教育

東近江総合医療センターでは初期研修医を募集しています

 研修プログラムの目的と特徴

 研修指定病院としての歴史は浅いが、滋賀医科大学の第二教育病院として4年前より年間を通じて医学部5回生の臨床実習を2週間ずつ、3年前により滋賀医科大学初期研修Aプログラムの学外実習を6週間ずつ担当しており、指導医全員が臨床教育に熟知している。
 当センターで研修する医師は総合診療科を希望する場合だけでなく、各診療科の専門医を目指す場合も含めて、医療の基礎となる病歴聴取、診察法、基本的主義に偏ることなく一定レベル以上に到達する必要があると考えている。したがって、問診や診察を繰り返しトレーニングするため1年目は内科系診療科のみを重点に研修し、2年目は選択科を最大限に取り入れるプログラムとしている。ただし、内科であっても診療科による研修する内容や疾患は大きく異なるため、診療科を越えて共通に認識すべきプライマリ・ケアと救急は、2年間を通じて途切れることなく鍛える必要がある。当センターでは2年間を通して毎朝のカンファレンスに出席し、内科系すべての入院患者のディスカッションに加わることでcommon diseaseをより繰り返し学習できるシステムとなっている。さらに救急も週1回(午前+午後)の業務(指導医ととも)に携わり2年後には一人で初期対応できるレベルを目標にしている。
 また、院内での報告会や各種学会地方会レベルでの発表を通じて、コニュニケーション能力、プレゼンテーション能力を養うことが可能である。

 ここで研修すると何ができるのか? 

朝のカンファレンス

毎日の朝のカンファレンスですべてのcommon disease を学べます。このカンファレンスは全国でもみられない専門医同士の質の高いカンファレンスで、毎日の知識の積み重ねが幅広い知識を兼ね備えた医師の育成に役立っています。

滋賀医科大学との連携による利点!

東近江総合医療センターには滋賀医科大学の総合内科学講座・総合外科学講座が設置されており、大学図書館の各種サービスの利用や文献検索など、大学のスケールメリットを利用したサービスを受けることができます。

全人的医療ができる

診療科を移動しても患者さんの入院から退院まで担当できます。

希望する診療科では、外来診療のトレーニングを行い、一人で問診・診察・検査・投薬・病状説明ができるようになります。

スキルスラボで手技が向上

県下有数のスキルスラボで自主学習できます。

 

研修医宿舎

 

研修医談話室

 

研修医室(個室)