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11

Campus life

 | キャンパスライフ

SETA DAYORI No. 10

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入学して間もなく新入生宿泊研修があり、看護学科

で男子一人の僕は、正直まだ話せる人が少なくとても

不安でした。ですが、飯ごう炊さんを通して今まで話

せなかった人とも話すことができ、嬉しかったです。

懇談会においても、みんなの自己紹介を聞いて趣味の

合う人を探したり、実際に話したりして充実した時間

を過ごせたと思います。

しかし、講義に関しては少し思うところがあります。

ためになる講義ばかりだということは理解しています

が、やはりいくつも続くと集中力がもたない人も現れ、

全体として講義を聞くということができていなかった

と思います。 2 日間であの量の講義を行うことは少し

無理があるのではないかと思います。

また、事前に配付されていたタイムテーブル通りに

進まなかったことも改善を要する点だと思います。バ

スの移動が予定より30分長く、その影響で飯ごう炊さ

んの時間を大幅に削り、講義は予定通りに行うという

進め方に疑問を持つ学生も多くいました。バスの移動

時間は予測できるものだと思いますし、忙しさで集中

力が欠けた状態で講義を受けても、先生方に失礼だと

思いました。

医学科においても看護学科においても、友好関係を

深めるという点ではこの宿泊研修はとても意味のある

ものだと感じました。これらの点をもう少し見直すこ

とで、よりよい宿泊研修になると思います。

入学して間もなく

行われた宿泊研修。

入学できた喜びと新

しい環境への不安を

感じつつバスに乗り

込み、 1 時間ほどし

て雄大な自然に囲ま

れた休暇村近江八幡に到着しました。

着いてすぐに取り組んだ飯ごう炊さんは、顔を合わ

せたばかりの10人が自己紹介するところから始まった

のですが、火をおこしたり野菜を切ったりなどを協力

して行ううちに緊張がほぐれ、カレーライスが出来上

がる頃にはすっかり打ち解けることができました。

その後は、哲学や、タバコ・飲酒・薬物の害、犯罪

被害者の遺族の方の講演等々、様々な講義を受けまし

た。その中で私が一番心に残っているのは、 2 日目の

ワークショップです。どのような医療人になりたいか、

またそのために学生時代にできることは何かというテ

ーマのもとディスカッションしました。考えをまとめ

ていくうちに、これから自分は医療人になるという自

覚を持つことができ、これからの大学生活をどう過ご

すべきかを考え直す良い機会になりました。

今回の研修をきっかけにできた人とのつながりや、

感じたこと考えたことを核としながら、これからの大

学生活を有意義なものにしていきたいと思います。

看護学科第 1 学年

井尾 風馬

医学科第 1 学年

雪上 晴加