[医大6回生の皆さんへ]

総合内科学講座(東近江総合医療センター)では、初期研修医を募集しています。
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病院概要

  • 病院長名 井上修平
  • 住  所 〒527−8505 滋賀県東近江市五智町255
  • T E L  0748-22-3030
  • U R L http://www.shiga-hosp.jp/
  • 診療科  総合内科、糖尿病・内分泌内科、血液内科、神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、精神科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、病理診断科、救急科、歯科口腔外科、麻酔科
  • 病床数  320床
  • 1日平均患者数 (外来)506.4件 (入院)254.3件
  • 電子カルテシステム 有

研修体制

  • 指導医数  44名
  • 臨床病理検討会(CPC)の実施状況 2回/剖検数:5件
  • 学会・研修会への参加費用支給  支給有(発表者のみ)
  • 給 与  ※当直手当等は別途支給

    初期研修 専修医(後期研修)
    1年次 約401,000円/月
    約401,000円/月
    2年次 約401,000円/月 約401,000円/月
  • 当 直 (初期研修)3回/月平均  (後期研修)3回/月平均
  • 各種保険  健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金保険適用
  • 宿舎・住宅 有(個室ワンルームタイプ、ユニットバス)
  • 院内保育所 有 
  • その他   年次休暇、特別休暇

研修医宿舎

室内

研修医談話室

研修概要


■初期研修

  • 研修の特徴 プライマリ・ケアをはじめとして、少子高齢化社会の多様なニーズに対応できる幅広い診療能力を身に着けるとともに、患者と全人的な関係が構築できる医師としての人格を涵養する研修体制を確立することを目標としている。
  • 募集人数  1年次2名、2年次2名
  • 試験日程  面接随時
  • 修了後の進路 当院での採用、滋賀医科大学への推薦、国立病院機構病院への推薦
  • 研修スケジュール

     1年

    4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
    朝カンファレンス(朝8時〜9時)
    総合内科
    糖尿病・内分泌内科 
    循環器内科 呼吸器内科 消化器内科 神経内科 内科系
    5科より選択
    救急(昼週1回)・夜間当直(週1回)
     2年  4月  5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
    朝カンファレンス(朝8時〜9時) 
     外科・麻酔科・小児科・産婦人科・精神科(院外)より2科選択 (2ヶ月ずつ) 地域医療 内科・小児科・放射線科・外科・呼吸器外科・整形外科・産婦人科・泌尿器科・眼科・麻酔科・皮膚科・耳鼻いんこう科・歯科口腔外科・精神科(院外)より選択(1診療科につき1ヶ月以上)
    救急(昼週1回)・夜間当直(週1回) 



■後期研修

  • 研修の特徴 地域医療の再生・充実を目指し診療科目も増加し、専門領域の医師も多数おります。診療科の充実に関しては、滋賀医大からの全面的な支援が確保されており、後期研修とその後の進路に不安を抱くことなく、充実した後期研修が可能な体制となっている。
  • 募集科目  呼吸器外科・消化器内科・神経内科・総合内科・呼吸器内科・小児科・外科・整形外科・産婦人科(各科数名)
  • 応募資格  医師免許取得後2年間の初期臨床研修修了(見込み)者
  • 応募締切  随時
  • 試験日程  随時
  • 選考方法  書類、面接
  • 修了後の進路 当院での採用、滋賀医科大学への推薦、国立病院機構病院への推薦

病院PR

  •  2013年4月に竣工した新病棟には、1階に放射線部門を移設し、リアニック、64列CT、1.5ステラMRI、IVR-CT、X線テレビ装置、マンモグラフィーを更新し、2階は5室の手術室と中央材料室、また200人以上が収容できる会議室を設け、滋賀医科大学とテレビ会議式のCPCも開催しています。
  •  3階〜7階は病室で、廊下・各室とも明るく広々とした環境となっています。
  •  医局には、シャワー、ベッド、机、24時間冷暖房を備えた新しい個室を17室設置し、すべての研修医に割り当てます。
  •  またスキルスラボを有し、超音波診断・内視鏡操作・IVR手技、心音呼吸音聴診など多くのシュミレーターを備え、研修することが可能です。このように、ハード・ソフト面とも良好な研修環境を備えています。

スキルスラボ

MRI

64列CT


研修・認定施設一覧(2016年4月1日現在)

  • 日本内科学会認定医制度教育関連病院
  • 日本糖尿病学会教育関連施設
  • 日本神経学准教育施設
  • 日本消化器病学会認定関連施設
  • 日本消化器内視鏡学会指導施設
  • 日本呼吸器内視鏡学会専門医制度認定施設
  • 日本呼吸器学会認定施設
  • 日本外科学会外科専門医制度修練施設
  • 呼吸器外科専門医制度基幹施設
  • 日本消化器外科学会関連施設
  • 日本消化管学会胃腸科指導施設
  • 日本麻酔科学会認定病院
  • 日本救急医学会救急科専門医指定施設
  • 日本てんかん学会てんかん専門医制度研修施設
  • 日本皮膚科学会認定専門医研修施設
  • 日本眼科学会専門医制度研修施設
  • 日本病理学会研修登録施設
  • 日本口腔外科学会認定関連研修施設
  • 日本病院総合診療医学会認定施設
  • 日本整形外科学会専門医制度認定研修施設
  • 日本静脈経腸栄養学会NST稼働施設
  • 日本泌尿器学会泌尿器科専門医教育施設
  • 日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関認定施設
  • 日本急性血液浄化学会認定指定施設

研修医体験談

━━━自分で考える機会を与えていただいた

  •  私は10月から11月中旬までの1ヶ月半の間、東近江総合医療センターで総合内科・循環器内科で研修をさせていただきました。
  •  私の研修前の印象としては、大学病院と市中病院の中間のような印象を持っていましたが、実際に研修が始まると自分の甘さを痛感させられることばかりでした。
  •  抗生剤を使うにしても、その抗生剤を使用した理由をキチンと考えて選択するなど、今までは「何となく」という曖昧なまま選択していた自分にとっては、本と睨めっこする日々が続きました。
  •  私の中で大学病院での研修は多くの上級医の先生に指導していただきながら研修できることが利点だと思っていましたが、その反面自分で何かを考えて選択するという機会は少なくなっていました。東近江総合医療センターでは、患者さんを上級医と2人で受け持つことも多く、点滴の内容など自分で考えて選択するという場面に多く直面しました。最初は悪戦苦闘しながら選択しても、先生に間違いを指摘されたり、もっと他に良い方法を提案されることもありましたが、その失敗が私にとって大きな経験となり、非常に勉強になりました。また、救急外来でも大学では経験できない風邪などのcommon disease の対応を多く経験することができました。
  •  また、総合外来や心臓カテーテル検査の手技なども実際にさせていただきました。大学ではどこか上級医の先生に意見を聞いているつもりでしたが、自分の中でキチンと考え持って意見を聞けておらず、先生の意見をそのまま受け入れている状態でした。一方で東近江総合医療センターでは、自分のすること一つ一つに責任があることを大学病院以上に実感することができ、自分で考えるという力はかなり意識できるようになったと思います。
  •  指導していただく先生達も、大学病院出身の先生が多く、研修医を指導することに重点を置いていただいており、指導については大学病院と遜色ないレベルだと思いました。
  •  1ヶ月半という短い期間でしたが、非常に濃い内容の研修をすることができました。研修医を終えて、東近江総合医療センターは大学の指導力と市中病院のような一戦力として様々な手技などが体験できる両方の長所を合わせた初期研修をする上で非常に貴重な病院だと感じました。(2015年10月〜11月研修医)

━━━毎朝8時からのカンファレンスで新しい知識が吸収できた

  • 私は総合内科で6週間研修をさせていただきました。総合内科外来では初診の患者さんの予診を担当するので、病歴聴取から病態のアセスメント、必要な検査・処方等の選択まで、とてもやりがいがあり、勉強になりました。
  •  また、東近江総合医療センターでの研修の醍醐味はなんといっても各科の専門医が先生方が一斉に会する毎朝8時からの1時間のカンファレンスです。大学では症例も少ないcommon disease をたくさん見ることができ、また科の垣根にとらわれない先生方の活発な意見交換で日々新しいことを吸収できました。common disease のCT画像等の見方も毎日見ることで、特に腹部の画像読影については徐々に苦手意識が薄れてきました。
  •  そして週1の当直以外に、日中にも週2〜3回救急の当番があり、外傷も含めた多くの救急症例に恵まれています。救急から入院になった患者さんを退院まで通して担当できるのも、大学での研修ではないもので、無事退院となった時の喜びもひとしおでした。
  •  先生方・看護師含め皆さん優しい雰囲気で楽しく研修させていただきました。先生方、熱く丁寧なご指導ありがとうございました。東近江総合医療センターで学んだことを生かしてこれからも頑張っていきたいと思います。(2015年5月〜6月研修医)

━━━快適な環境で研修させていただきました

  •  東近江総合医療センターでの研修は朝8時からのカンファレンスから始まりました。内科の合同カンファレンスは、内科のすべての先生(たまに外科や産婦人科の先生も)が集まり、前日の入院症例・夜間救急車で搬送された症例について検討されます。様々な科の先生によって様々な症例の問題提起・解説が聞けるため、1日1時間のカンファレンスは、知識の整理・最新の知識の知見を吸収でき、非常に貴重な時間でした。
  •  一番印象に残っているのは、外来で初診の患者さんが全身冷や汗・胸痛で倒れ、看護師さんに囲まれながら一人でどうしよう、どうしようと考え対応したことです。結果、心電図所見(恐らく、左主幹幹部梗塞)はほとんど読めませんでしたが、指導医の方々に助けられてなんとかカテ室に届けることができ、ほっと一息ついた経験は忘れられません。(心電図所見の読み方に関しては、あとで勉強をいたしました)
  •  最初は東近江は「田舎」というイメージしかありませんでしたが、飲食店も意外に多く、宿舎だけでなく病院内に個室をいただき、非常に快適に多くのことを学ばせていただきました。
  •  衣食住+αの整った東近江総合医療センターで、もうちょっと長く研修したかったと思う日々です。(2015年5月〜6月研修医)

━━━有意義な総合内科カンファレンス

  •  私は東近江総合医療センターの研修で、6週間産婦人科でお世話になりました。
  •  直前に大学の産婦人科で研修をしており、その時に産婦人科医の道に進みたいと心に決めたので、東近江では地域の病院をみる良い機会になると思い、志望の科で研修させていただきました。
  •  産婦人科では、先生方にとても丁寧なご指導をいただき、貴重な経験を沢山させていただきました。私にとって特に印象的だったのが、ある妊娠初診の患者さんを研修修了まで、外来フォローさせていただいたことです。妊娠を確認し、その後胎児の心拍を確認し、予定日を決定し、妊娠初期の検査に至るまで、4回の外来を先生のご指導のもとさせていただけたのは、東近江だからこそ可能であった経験だと思っています。
  •  また、毎朝の総合内科カンファレンスも大変有意義なものでした。1つの症例に対して、幅広い診療科の先生方から、考え方や治療戦略について意見をいただけるには、本当に学ぶことが多く刺激的でした。
  •  はじめは少し不安もあった東近江の研修でしたが、終わってみればあっという間の6週間で、東近江で研修ができて本当に良かったと思っています。
  •  東近江の先生方、医療スタッフの方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。
  • (2015年7月〜8月研修医)

━━━上級医や医療スタッフとの良好なコミュニケーションで問題が解決できた

  • 東近江総合医療センターでは、呼吸器内科・外科の病棟業務に携わりながら、内科・外科を跨いだ様々な救急症例を経験しました。
  •  真夏の暑い時期であったことから熱中症が多い印象でしたが、急性腹症の初期対応や呼吸器疾患の急性増悪、若年者から90歳以上の高齢者までの幅広い患者層のそれぞれ特徴的な問題等々に対して、1年半の初期研修で培ってきた知識をベースに診療に当たりました。自分の実力を痛感するとともに、上級医の指摘や朝のカンファでのディスカッションで、更に自身が成長することができたと思います。
  •  このような病棟での業務を行いながらの救急外来での対応、救急外来からの緊急入院の対応をする事には当初、大学病院と異なる電子カルテになれないこともあり、不安が大きかったですが、上級医や医療スタッフとの良好なコミュニケーションによって、的確な助言がもらえることですぐに解決することができました。
  •  1.5ヶ月と短い間ながら、毎日密度濃く充実した研修を過ごすことができたと思います。ありがとうございました。(2015年7月〜8月研修医)

お申し込み・お問い合わせ

照会窓口
庶務係長 﨑川 紘史
担当医師
辻川 知之
TEL
0748-22-3030
E-Mail
402sy01@hosp.go.jp
病院見学
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