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診療科一覧

消化器内科

スタッフ紹介

外来診察医予定表

診療・業務内容

診療方針

消化器内科スタッフ

 消化器内科は胃や大腸などの消化管だけでなく、肝臓や膵臓など複数の臓器の病気を診療する内科です。一般的な消化器診療から専門分野に至るまで幅広い疾患に対応出来るよう研鑽に努めております。

 診療科長以下、スタッフ・医員が一丸となって出来るだけ早く正確な診断を行い、そして適切な治療が行えるように日々の診療を行っております。多面的なアプローチから患者さんとともに問題解決を行って参ります。

 また、地域の医療機関の医師と連携(病病連携・病診連携)することで効率的な診療体制の強化を図っております。

診療内容・専門分野

炎症性腸疾患センター

 当科の特徴として、まず潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患(IBD)診療があります。
本院はIBDの滋賀県の難病医療拠点病院であり、平成17年には栄養治療部・消化器外科等関連診療科・部と集約的に連携して「炎症性腸疾患(IBD)センター」を創設し、滋賀県のIBD診療の拠点としての役割を果たすとともに、その体制のさらなる充実を図っています。

 外来では火曜から金曜までの午後にIBD外来を開設し、常に専門医が紹介・セカンドオピニオンへの対応ができる体制を敷いています。
また、厚労省難治性疾患克服研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する研究班」に属し、診療ガイドラインの策定、新たな治療法の開発、病因・病態解明に取り組むとともに、臨床治験や医師主導臨床試験を積極的に実施しています。

 

消化管内視鏡診療

 消化器診療で大きな部分を占める消化管内視鏡診療(検査・治療)の件数は年々増加の一途をたどっており、現在、年間7,000件を超える内視鏡を用いた診断・治療を光学医療診療部において行っています。

内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)とは?

 早期胃癌や早期食道癌に対する内視鏡治療です。
さまざまな電気メスを用いて癌を少しずつ切りはがしていく方法で、病変を一括して切除することが可能です。

内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)とは?

 特に、早期消化管癌に対する内視鏡治療を積極的に推進しています。早期食道癌や早期胃癌(腺腫を含む)に対する内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)をこれまでに多数(2022年度;胃癌50例、食道癌12例、大腸腫瘍16例)実施しており、治療成績を積み上げてきています。
 このような実績をもとに、より低侵襲な消化管癌治療の実践と開発を目指して、消化器外科・放射線部との集学的診療体制を構築しています。

バルーン小腸内視鏡

 当科は、小腸内視鏡の開発に携わっており、全国に先駆けてシングルバルーン小腸内視鏡を導入し、その挿入手技を確立して参りました。
小腸癌や小腸悪性リンパ腫などの早期診断だけでなく、出血性小腸病変(angiodysplasiaや出血性ビランなど)に対する止血処置、クローン病などによる小腸狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術など治療内視鏡施行症例も実績を重ねています。特にクローン病の小腸狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術を積極的に施行しています。
さらに、高解像度カプセル内視鏡、ダブルバルーン小腸内視鏡も導入しており、滋賀県ならびに近隣府県における小腸疾患の診療拠点を目指しています。

胆膵疾患の診断・治療

 微小膵癌や早期慢性膵炎、胆管癌などの胆膵疾患は通常の画像検査では発見されにくい特徴があり、当院では、超音波内視鏡検査(EUS)、EUS-FNA、胆道鏡、など最新の内視鏡機器を用いた診断を積極的に実施しています。

 また、進行癌の閉塞性黄疸に対して超音波内視鏡下肝内胆管胃吻合術(EUS-HGS)や重症膵炎の壊死性膵膿瘍に対する超音波内視鏡下ドレナージ術など最新の高難度内視鏡治療について多数の施行実績があります。

胆膵疾患の診断・治療

消化器がん診療

 近年、進行がん治療には化学療法のみではなく、外科手術や放射線治療を組み合わせた集学的治療が不可欠となっています。当院では消化器外科、放射線科と連携し、がん薬物療法専門医が最新の医学研究により得られたエビデンスに基づいた治療を実践しています。

 また通院で行うことができる治療については、腫瘍センターと連携し外来化学療法室で行っています。専門認定看護師、専門薬剤師とともに、がん患者さんの生活の質にも配慮した上で、適正で安全な治療を心掛けています。

血液浄化療法

 重症急性膵炎あるいは劇症肝炎などの急性肝不全に対しては、集中治療部と連携してPDF、HDF(血液透析濾過)、PE(血漿交換)などの血液浄化療法を駆使した診療を行うことにより、救命実績を積み上げてきています。

肝疾患

 当院は滋賀県の肝疾患診療連携拠点病院として指定を受け、「肝疾患相談支援センター」を開設し、院内外の患者さんやそのご家族の方々からの電話相談を受け付けているほか、定期的に肝臓病教室を開催し、治療を含めた情報提供を行っております。

 診療面では、C型肝炎に対するインターフェロンフリー治療などの治療を提供しています。肝癌に対してはラジオ波焼灼術、化学塞栓療法、分子標的薬による治療、手術療法など、主に放射線科や消化器外科、腫瘍センターとも連携して、お一人お一人の状態に最適な治療を行っております。

診療実績

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臨床研究

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