消化器外科

最近の話題

<上部消化管部門>
  • 食道癌に対して内視鏡下手術を導入し、低侵襲下を進めています。
  • あまり進行していない胃癌に対しては、患者さんの希望に応じ腹腔鏡下胃切除術を実施しています。進行胃癌に関しては術中腹腔内温熱化学療法(HIPEC)を行い、画期的な治療効果をあげています。
  • 腹膜偽粘液腫は極めて難治性ですが、腫瘍減量手術に当科の腹腔内温熱化学療法(HIPEC)を加えると根治症例を認めています。
  • 先進医療として、それぞれの胃癌(大腸癌を含む)について、患者さんに抗癌剤感受性テストを実施し、各患者さんごとに感受性のある有効薬剤を使用する方法により、延命効果を確認しています。
  • 病的肥満症に対して腹腔鏡下減量手術を行い、減量効果はもちろん、メタボリックシンドローム(糖尿病、高血圧など)の著明な改善効果を認めています。
<下部消化管部門>
  • 潰瘍性大腸炎の外科治療としても腹腔鏡下手術を積極的に導入しています
  • 直腸癌の超低位前方切除では、内肛門括約筋切除術・結腸肛門吻合の導入により肛門括約筋温存を積極的に行っています。
  • 再発・非切除癌に対しては癌感受性テストにより有効薬剤を選択して使用、延命効果を得ています。
  • 腹腔鏡下の手術も約50%の症例に導入し、低侵襲手術を実施しています。
  • 大腸癌の腹膜再発症例に対して腫瘍減量手術と腹腔内温熱化学療法(HIPEC)を導入しています。
  • 大腸癌の肝転移症例についてはIVMRを併用し、低侵襲手術として多数の転移症例も対処できるようになりました。
  • 骨盤内再発症例に対してもIVMRを導入しています。
<肝胆膵外科部門>
  • 日本肝胆膵外科学会による高度技能医修練施設に認定されています(県下では、当科を含めて2施設のみ)。
  • 肝細胞癌や転移性肝癌に対し、拡大肝切除のほか、オープンMRを用いたMRガイド下治療を積極的に行っています。肝細胞癌では他施設との比較では5年生存率が20%の差を示しています。
  • 大腸癌肝転移に対して積極的に肝切除を行い、下部消化管部門と協力して化学療法を含む集学的治療を行います。
  • 膵頭部癌に対する膵頭十二指腸切除術では幽門輪温存手術を積極的に導入し、術後のQOL(生活の質)を飛躍的に向上させています。膵空腸吻合部の縫合不全は5%と良好な成績を上げています。
  • 胆道系の結石については約90%の方に腹腔鏡下手術としています(全国平均約80%)。クリニカルパスを用い、手術後は3日程度で退院していただくことが可能です。

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