<乳腺外科>
乳癌については、エビデンスに基づいた診断と治療を形成外科、放射線部、病理部、化学療法部などと連携して行っています。特に、手術では内視鏡補助下手術、センチネルリンパ節生検、形成外科による乳房再建術などを取り入れ、術後合併症の少ない、整容性(美容的)にすぐれた手術を実施しています。
化学療法(抗癌剤治療)では、術後補助療法だけでなく術前化学療法も行い、乳房温存率の向上と術後再発率の低下を目的に努力しています。進行再発乳癌に対しては内分泌療法、化学療法、分子標的治療等を積極的に実施しています。
また、乳癌に対する新しい化学療法、内分泌療法、その他の療法を開発するために、医師主導型の臨床試験を滋賀医科大学医学部倫理審査委員会の承認を得て行っています。
乳房切除後の変形は、切除部位、切除量により大きく変わるので、乳房再建術は一つの術式にとらわれず、有茎皮弁術、遊離組織移植術、エキスパンダーやプロテーゼを用いた再建術など、欠損の範囲、大きさ、患者さんの希望などに応じてカスタマイズされた治療を行っています。
<膵臓外科>
機能温存手術をおこない、良好な成績を得ています。
<胆道外科>
腹腔鏡下胆嚢摘出術は、内視鏡外科学会技術認定医3名が担当し、年間約50例の手術をおこなっています。
<内分泌外科>
副腎腫瘍に対しては、手術創を小さくするために、腹腔鏡下手術を原則として行っています。
膵内分泌腫瘍(インスリノーマ、ガストリノーマ、グルカゴナーマなど)に対しては、肝胆膵外科と協力して診療に当たっています。
甲状腺腫瘍は、整容性を重視した手術を行っています。
<形成外科>
すべての手術に対して、形成外科の技術を用いて、整容性の高い皮膚縫合を行っています。
<小児外科>
平成20年4月より新体制となり、小児外科の診療の刷新を図っています。地域連携を積極的に推進しています。
<一般外科>
成人鼠径ヘルニアは、緊張のかからない手術を行っているため、術後の筋肉の引き吊れ感がなく、早期退院が可能になっています。
胆石症はほぼ全例で腹腔鏡下手術をしています。