学部生の声

「努力に最適な環境へ」

看護学科第1学年 A・Sさん   

私は、多くの知識と優れた技術を持つ看護師になりたいと考え、この滋賀医科大学に入学しました。
入学する前は、「夢をかなえることができるのだろうか。」「友達はできるだろうか。」といった様々な不安でいっぱいでした。このような不安を持っている方は多いのではないでしょうか。ですが、この滋賀医科大学での生活はそんな不安を消してくれました。
大学で学ぶにつれ、自身の中で、ある確信を持つことができました。それは、ここは夢を叶えるために努力できる環境であるというものです。滋賀医科大学には、医師や看護師として経験を積んだり、海外に行き、現地で言語を習得したりするなど、どの分野でもプロフェッショナルな先生ばかりです。そのような先生方の講義には、日々新たな、興味深い学びがあります。加えてそれぞれの講義で学習のプロセスが確立されていることから、学生が自主的に勉強を進めやすくなっています。
さらに、精神的、身体的な面でもサポートの体制が整っています。看護学科では、入学した60人全員が同じ一クラスです。この60人は看護師・助産師・保健師と夢の形は違えど、同じ道を共に進み、夢をかなえるために努力する仲間です。そのため、つらい時や悩みがある時に相談しやすく、お互いに支えあえます。また、アドバイザー面談という先生やグループのメンバーと話ができる制度があったり、保健センターでの相談も可能です。実際に私も何度か相談したことがあり、安心して大学生活を送れています。    
このように、滋賀医科大学は、自身の夢を叶えるための最大の努力ができる最適な環境です。努力している自分に自信を持てる、そんな環境に身を置いて共に夢を目指しませんか?


「滋賀県に親しみ、将来の目標を見つけられる里親制度」

看護学科第2学年 M・Uさん   

私は入学式の時に初めて、滋賀医科大学には里親制度というものがあることを知り、参加しました。この制度は地域医療に携わる医療人を育成するプログラムで、大学の講義とまた一味違う学びを得ることができます。特に里親研修旅行では、障害者支援施設や精神病院といった特色のある施設に伺い、その場の雰囲気を味わうことができます。単にお話をお聞きするだけでなく、長い質問タイムを設けてくださることが多いです。そのため、自分の疑問に対してその場で返答していただけることも魅力の1つです。
研修に参加したことで、私は将来の目標を考える良いきっかけになりました。また、滋賀の郷土料理の体験や歴史的な建造物の見学ができるので、楽しい経験にもなると思います。


「充実した大学生活」

看護学科第3学年 Y・Hさん   

私は、患者さんとの関わりを通して患者さんが笑顔になり、治療や今後の生活に前向きな思いを抱くことができる看護師になりたいと思っています。そう実感することができたのは、2年生の基礎看護学実習でした。患者さんと関わる初めての機会であったため、初めは上手くコミュニケーションを取ることができるか不安でした。しかし、患者さんはそんな私に優しい言葉をかけてくださり、日を重ねるごとに様々な会話をすることができました。実習中は楽しいことばかりではなくしんどいこともありましたが、実習最終日には、一緒に立てた目標が書かれた紙を見ながら、「一緒に考えたからこれ見ながらなら頑張れると思う、頑張るね」と笑顔で言っていただいたのが、しんどさや疲れが一気に消えた瞬間で、とても貴重な良い経験をさせていただくことができました。
学校生活では、日々の授業に加え、部活動に励んだり、アルバイトをしたりと忙しい毎日ですが、友人と楽しく過ごしています。特に部活動は、コロナ禍で思うように活動ができない時期もありましたが、今は大会に向けて日々練習に励んでいます。練習以外でも遊びに行くなど学年問わず仲が良く、メリハリをつけて遊ぶ時は全力で楽しみ、練習は真剣に取り組むことができるのが部活動の魅力のひとつだと思います。単科大学で1学年の人数が少ないからこそ、クラス全員と仲良くすることができるだけでなく、医学科や他学年の学生や、先生方とも深く関わることができ、恵まれた人間関係の中で日々過ごすことができています。ぜひみなさんも滋賀医科大学に入学し充実した環境の中で、仲間と切磋琢磨し合いながら、自分の持つ夢へ進んでいってください。


「保健師課程の強み」

看護学科第4学年 M・Oさん  

私は、地域の方々が健康で暮らせるきっかけづくりができることに魅力を感じ、保健師課程を選択しました。
保健師課程では、地域の課題を考察する地域診断や結核困難事例、新生児訪問事例などの展開、母子保健手帳交付面接のロールプレイ、健康教育演習を通して保健師に必要な知識や技術を学んでいます。グループワークが多く、自分には無かった視点や考え方を知ることができるので日々の取り組みが成長に繋がっていると感じています。
また、4年生での公衆衛生看護学実習では実習先の市で実際に地区踏査をして地域の特徴を掴んだり健康教育の計画から評価までを自分達で行うので、行政の保健師の役割を実体験を通して学ぶことができています。先生方も親身に相談に乗ってくださるので心強いということが強みだと思います。
保健師課程での「対象の強みを活かす」という考え方は保健師でも看護師でも大切なものとなってくると思うので、進路選択に迷われている方は一度保健師課程も考えてみて欲しいなと思います。

 


「多くの学びを得られる助産師課程」

看護学科第4学年 M・Tさん  

私は、看護師免許と共に助産師免許を取得できる教育課程に魅力を感じ、本学に入学しました。助産師課程では、臨床経験の豊富な先生方による講義や参加型のアクティブラーニングを通して、女性や新生児に助産ケアを行うための知識・技術や思考力を養っていきます。また、高校生を対象とした性教育の実施をはじめとして、女性のライフサイクルに合わせた関わりも学ぶことができ、女性の一生に寄り添う助産師としての役割や責任を日々実感しています。尊敬できる仲間とより良い助産について共に考え切磋琢磨することで、充実した学生生活を過ごしています。


「地域医療実践力育成コースでの学び」

看護学科第4学年 R・Kさん  

このコースでは通常の講義に加え、事例展開や模擬退院前カンファレンス、在宅での看護を想定したシミュレーション演習など、より実践的なことを学ぶことができ、かつ少人数コースであることから先生方もひとりひとりに親身になって教えてくださり、地域看護について深く学ぶことができます。
実習では、病棟と地域をつなぐ患者支援センターで働く看護師の様子や、病院内外の多職種連携の様子や実際の退院前カンファレンスを見学させていただき、他の実習では深く学ぶことのできない、病院から地域へ継続看護の重要性を学ぶことができました。