桜

写真:地域に支えられ、地域に貢献し、世界に羽ばたく大学のキャッチコピーと学長が写っている

優れた医療人の育成、特色ある医学・看護学研究、先進的な医療の実践を目指して。

滋賀医科大学は県内唯一の医学系大学であり、「地域に支えられ、地域に貢献し、世界に羽ばたく大学」として、全人的医療・看護を行う優れた医療人の育成、特色ある医学・看護学研究、先進的な医療を実践しています。高い倫理観をもつ優れた医療人が本学から育ち、地域・国・世界で活躍しています。

現在、世界中が新型コロナウイルス感染の脅威にさらされています。この厳しい環境の中で滋賀医科大学は学生と教職員の安全に配慮しながら、人材育成の継続と大学病院としての地域医療への貢献という使命を遂行しなければなりません。新型コロナウイルス感染の脅威が無くなるまでは、この使命遂行を最優先事項といたします。

教育面では、2019年度に、看護学科に「地域医療実践力育成コース」を開設して訪問看護教育を実施したほか、修士課程に「特定行為領域」を開設し、学位取得を目指しながら特定行為研修を受講できる教育プログラムを構築しました。また、”地域「里親」学生支援事業”や、滋賀県の医療機関等と連携した地域医療体験学習により、地域で活躍できる医療人の育成に力を入れています。さらに、医学科に2020年度入学者から「地域医療枠」「地元医療枠」を設けるとともに、地域医療重点コースを開設し、地域医療のプロフェッショナルを養成しています。

研究面では、アルツハイマー病を中心とする神経難病に関する研究、サルを用いた医学研究、非感染症性疾患などに関する疫学研究、がん研究などの独創的な研究で成果を挙げています。また、出産・育児・介護など研究時間の確保が困難な研究者に対しては、研究支援員を配置する等により女性研究者の活動を積極的に支援しています。

附属病院では、神経難病や慢性疼痛患者等に対してチーム医療を実践し、提供しています。手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」などの先進的な設備を備え、広域の救急医療、急性期医療にも対応しており、「信頼される病院」として高い評価を得ています。また、2016年度には、女性医師の医療現場への復帰を支援する研修プログラムを開始し、女性医師が継続的に働ける環境を構築しました。

滋賀医科大学は、第3期中期目標期間のキーワードとして、”3C”すなわち、

 1.Creation(優れた医療人の育成と新しい医学・看護学・医療の創造)
 2.Challenge(優れた研究による人類社会・現代文明の課題解決への挑戦)
 3.Contribution(医学・看護学・医療を通じた社会貢献)

を掲げ、全学を挙げて教育改革、組織改革、機能強化に取り組んでいます。

「サスティナブルでアトラクティブな滋賀医科大学」を目指し、前向きになれる、明るく透明な環境の中で、よりよい滋賀医科大学を築いてまいります。

滋賀医科大学長 上本 伸二

告辞・挨拶等