成績評価の基準
各授業科目の単位は、実習科目を除き、主として試験の成績により与えられ、次の5種の評語により表わし「可」以上を合格とします。
- 秀(A+):90~100点
- 優(A):80~89点
- 良(B):70~79点
- 可(C):60~69点
- 不可(F):60点未満
受験上の注意
- 試験日程で試験科目が重複する者は、学生課学部教育支援係へ申し出てください。
- 試験の欠席については、やむを得ない場合を除き、必ず学生課学部教育支援係(077-548-2068・2069・2065)へ連絡してください。
- 試験開始20分以後の遅刻者は、試験室への入室を許可しません。
- 試験開始20分以上経過するまでは、試験室からの退室を許可しません。
- 試験室では、各自の指定された席についてください。
- 特に持ち込みを許可された場合を除き、筆記用具以外のものを机上においてはいけません。
- 万一不正行為があれば、学則第52条並びに授業科目の試験及び進級取扱内規第11条に基づき厳重に処分します。
- 定期健康診断を受けなかった者は、学生健康診断規程第7条の規定に基づき、その年度の試験を受けることができません。
滋賀医科大学医学部医学科授業科目の試験及び進級取扱内規第11条及び滋賀医科大学医学部看護学科授業科目の試験及び進級取扱内規第11条に掲げる「不正行為」事項
- 試験監督者の指示に従わないこと。
- カンニング(カンニングペーパー・許可された以外の参考書・他の学生の答案等を見ること。)をすること。
- 許可された物以外を使用して問題を解くこと。
- 携帯電話を身に付けることや、監督者が認めた物以外の物品を机上又は机中に置くこと。
- 試験中に監督者の許可なく、解答用紙のほか物品・ノート等を貸借すること。
- 机上等への書込みを行うこと。
- 身代わり受験を行うことや、他の学生に答案を教えること。
- 他の学生の迷惑となる行為をすること。
- その他、試験の公平性を損なう可能性のある行為をすること。
追試験及び再試験
- 追試験は、定期試験に欠席した者で、その理由が正当と認められた者に対して行います。
- 追試験を受けようとする者は、医師の診断書又は事由書を付して、特別の理由がない限り該当する試験の実施日から1週間以内に追試験願を学生課学部教育支援係へ提出してください。
- 定期試験に不合格であった者に対しては、再試験が行われることがあります。再試験を実施する対象となる授業科目については、年度ごとに別途通知する、試験計画等を参照してください。
- 再試験の該当者については、学生課内で通知していますので、各自で確認してください。
- 学生個人の成績評価については、学生用Webサービスにて通知しますので、各自で確認してください。
- 再試験の成績評価は、進級判定終了後に発表されます。
レポートについて
レポートは、コピーアンドペーストは認めません。また、資料を引用する時は、その引用元を必ず明記してください。
成績評価に係る異議申し立て
1.成績評価に係る異議は、次のいずれかに該当する場合に限り、申し立てることができます。
ア.成績の誤記入等、明らかに担当教員の誤りであると思われるもの。
イ.シラバス等によりあらかじめ周知している成績評価の方法から、明らかに逸脱した評価であると思われるもの。
2.次のいずれかに該当する場合は、異議を申し立てることはできません。
ア.成績評価の理由や根拠についての異議を含むもの。
イ.進級判定や卒業判定の結果を覆すことを主たる目的とするもの。
ウ.その他自己都合によるもの。
3.異議申し立ての手続きは、次のとおりです。
ア.成績評価に係る異議を申し立てようとする者は、当該成績評価が開示された日の翌日から原則として3日以内に、「成績評価に係る異議申立書(様式)」を学生課学部教育支援係へ提出してください。
イ.異議申し立てへの回答に対して、再度異議を申し立てることはできません。
GPA制度
学生の学修意欲の増進及び学修成果の明確化、並びに教員による学生への学習指導の促進を図り、教育の質の向上を果たすことを目的として、GPA制度を導入しています。
GPAについて
GPAとは、成績の評価に係る5種の評語に対してそれぞれ4~0のGrade Point(成績評価値。以下「GP」という。)を付与し、それをもって計算した各学生の履修科目の成績評価に係るGPの総和を基に算出した、1単位あたりの平均値です。
成績の評価に係る5種の評語に対してそれぞれ付与するGPは、次のとおりとします。
素点 |
評語(和文) |
評語(英文) |
GP |
---|---|---|---|
90~100点 | 秀 | A+ | 4 |
80~89点 | 優 | A | 3 |
70~79点 | 良 | B | 2 |
60~69点 | 可 | C | 1 |
~59点 | 不可 | F | 0 |
医学部医学科の専門教育科目の取扱い
医学部医学科の専門教育科目については、単位制ではなく授業時間制を採っているため、当該科目については、その所定の授業時間数を、講義及び演習については15時間、実験については30時間及び実習については45時間の授業時間数をもってそれぞれ1単位に仮に換算(以下「換算単位数」という。)のうえ、GPAを計算します。
GPAの算出対象科目
GPAの算出対象科目は、本学において開講するすべての授業科目及び単位互換制度により履修可能なすべての授業科目とします。ただし、次の授業科目は算出対象科目には含みません。
- 成績を「合格」で評価する科目
- 他大学等で修得した単位であって、本学の単位として「認定」した科目
- その他特別の事情により対象に含まないことを学部教育部門会議にて決定し、あらかじめ学生へ通知した科目
再履修した授業科目の取扱い
留年等の理由により再履修した授業科目であって、当該科目が算出対象科目である場合は、過去に得た成績の評価もGPAの算出に含めます。
履修登録した授業科目の履修取消し
履修登録した授業科目について、諸般の事情により履修登録を取り消す必要が生じたときは、各年度の学期ごとに別に定められた履修確認・変更期間(別途通知)内に限り、履修を取り消すことができます。ただし、単位互換制度により履修登録した授業科目については、履修を取り消すことはできません。
なお、履修確認・変更期間に履修登録を取り消さなかった算出対象科目は、すべてのその評価をGPAの算出に用います 。
GPAの通知
学生へのGPAの通知は、学生用Webサービス及び学業成績通知書にて行います。
なお、GPAは学業成績証明書には記載しません。また、進級・卒業要件としては定めません 。