本学社会医学講座(法医学部門)が実施した共同研究の成果が、「ドライバー異常時対応システム(2022~2023 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー受賞)」 の実用化につながりました。

本研究はマツダ株式会社との共同研究で、「脳卒中既往者における多様な運転特性の解析」を目的とし、2016年から実施しています。一杉教授は研究リーダーとして、脳卒中既往者の運転・視線データの収集、分析結果の医学的解釈について技術支援を行いました。

本共同研究の実施により、ドライバーの急病が原因の事故実態への理解が進み、先進安全技術「ドライバー異常時対応システム(DEA:Driver Emergency Assist)」の実用化につながりました。
本先進安全技術は、2022~2023の年次に発売された国産乗用車・輸入乗用車の中で最も優れた技術として「2022~2023 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」に選定されています。

ドライバー異常時対応システムとは

ドライバーが安全に運転できない状態に陥った場合ドライバーの異常を自動検知し又は乗員や乗客が非常停止ボタンを押すことにより、車両を自動的に停止させるシステムのこと。 国土交通省では、産学官連携により当該システムのガイドラインが作成されるなど、技術開発の促進が期待されています。