令和7年度 地域里親学生支援事業「研修会・意見交換会」を開催しました
2025年12月7日(日)、本学湖医会ラウンジにおいて、地域里親学生支援事業の一環として「研修会・意見交換会」を開催しました。
研修会には里親を務める先生方、プチ里親を務める地域の皆さま、後援会役員の方々にご出席いただき、里親学生支援室 相見 良成 室長(本学基礎看護学講座(形態生理学)・教授)が、「里親学生支援事業のこれまでと、これからの取り組みについて」と題して、講演を行いました。
講演では、地域里親学生支援事業について、文部科学省の「平成19年度新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」に、地域医療を担う医師・看護師の育成をめざす地域参加型支援事業『地域「里親」による医学生支援プログラム』(里親GP)が採択され、 2007年11月から2011年3月まで、文部科学省の補助金を受けたこと、また、補助金事業期間の終了後も、本学の独自事業として継続してきた経緯などを説明しながら、これまでの取り組みをクリッカーを用いてクイズ形式で出題し、出席者が楽しみながら理解を深める様子が伺えました。講演後は、今後の本事業の取り組みやプチ里親の確保などについて意見交換を行いました。
引き続き、懇親会や学内見学を開催し、和やかな雰囲気の中、研修会は終了しました。
※滋賀医科大学地域里親学生支援事業は、1人でも多くの卒業生に滋賀県内の医療に従事することを目的とし、深刻化する地方の医師・看護師不足の解決を目指す取り組みを行っています。 今回の研修会・交流会は、里親(県内で活躍されている医療従事者)・プチ里親(地域の皆様)・里子(この制度の登録学生)が交流し、医療人としての心構え、地域医療の現状などを伝える場として毎年1回開催しています。
(この研修は、NPO法人滋賀医療人育成協力機構との共催で実施しました。)