日程
2019.07.12

研究倫理教育研修会を開催しました。

7月12日(金)に研究行動規範委員会主催で、情報課(本学附属図書館)と研究推進課の協力により、2019年度第1回研究倫理教育研修会を開催しました。「オープンアクセス時代の論文投稿とハゲタカジャーナル」をテーマに、同問題に詳しい佐藤翔氏(同志社大学免許資格課程センター准教授)を講師にお招きしました。

オープンアクセス(Open Access : OA)は医学分野でも浸透しており、研究者だけでなく、医療従事者にも関心の高い話題です。研修会では、ハゲタカジャーナルとも呼ばれる粗悪学術誌が蔓延している経緯から、この問題の本質と現行の対策の良し悪しについて、事例や調査データを用いて、組織としてだけでなく、個人としてどう向き合っていけばよいのか、ユーモアを交えながらわかりやすくご説明いただきました。

本学では、研究活動不正防止計画に基づき、このような研修会を定期的に開催することで研究者倫理の向上を図っています。当日は約100名の参加者が熱心に聴講し、質疑応答では、講師に積極的に質問するなど活発な意見交換が行われました。

写真:佐藤講師の講演
佐藤講師の講演
写真:小笠原理事の挨拶
小笠原理事の挨拶
写真:会場の様子
会場の様子
写真:質疑応答の様子
質疑応答の様子