本学医学部医学科第5学年・松山峻大さんが「第27回キャンパスベンチャーグランプリ大阪(CVG大阪2025)」で 中小企業基盤整備機構 近畿本部長賞を受賞しました。
本学医学部医学科第5学年・松山峻大さんが、2025年12月15日(月)に大阪産業創造館(大阪市中央区)で開催された「第27回キャンパスベンチャーグランプリ大阪(CVG大阪2025)」の最終審査会において、中小企業基盤整備機構 近畿本部長賞を受賞しました。
キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)は、1999年に大阪で始まったベンチャー・スタートアップ系のコンテストで、日本国内の高等教育機関に在籍する学生・大学院生で構成される1~5人のグループが、産業界・支援機関の視点による「新規性・独創性」、「事業・市場性」、「表現力(説明力)」を評価基準に、ビジネスプランを競い合います。現在は、多くの企業や公的機関の協力のもと、全国8地域(北海道、東北、東京、中部、大阪、中国、四国、九州)で、地域大会が開催されています。国内外で最も歴史のあるコンテストのひとつで、このコンテストへの出場をきっかけに起業し、活躍する方も多いことから、“学生起業家の登竜門“として広く知られています。
今回の大阪大会では、近畿地方2府4県と福井県の学生からの応募のうち、書類審査と、プレゼン審査により選出されたファイナリスト9チームが、最終審査会でプレゼンテーションを行いました。
松山さんは、「認知症患者さんとその家族・介護者の意思疎通を支援するAIシステム“Memorial Compass“」の開発プロジェクトについて、医療・介護現場での課題に基づく設計、医療費や介護負担の軽減といった社会的インパクト、将来的な事業展開の可能性といった内容を中心に、発表しました。惜しくも最優秀賞には選出されず、全国大会への出場は逃しましたが、社会課題の大きさと、それに対する具体的かつ現実的な解決策、事業構想が評価され、次点の中小企業基盤整備機構 近畿本部長賞の受賞にいたりました。
【松山さんのコメント】
“Memorial Compass“にご興味を持ってくださる方がおられましたら、学内外問わず、いつでもお気軽にご連絡くださいますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
「第27回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG大阪2025)」詳細はこちらから:https://cvg.nikkan.co.jp/oosaka