
新任教員の紹介
村田 聡 教授/基礎看護学講座(形態生理学)
母校への恩返しと未来への架け橋 ――「外科医の眼」を活かした“生きた教育”への挑戦

2026年7月1日付けで基礎看護学講座(形態生理学)の教授を拝命いたしました、村田聡と申します。母校である滋賀医科大学の発展に寄与できる機会をいただき、心より光栄に存じます。
これまでの軌跡
湖国・能登川(滋賀県東近江市)で育ち、彦根東高校を経て本学医学部を卒業(9期生)いたしました。卒後は外科医としての歩みを始め、国立がん研究センターでの研鑚やジョンズ・ホプキンズ( Johns Hopkins) 大学でのがん免疫治療研究などを経て、本学で腫瘍外科医(Surgical Oncologist)として集学的治療の実践やチーム医療の統括に携わり、臨床・研究・教育に邁進してまいりました。
これからの歩み
人体の形態と生理機能の理解は、診断・治療・看護を支えるあらゆる医療の基盤です。「外科医の眼」で培った解剖・病態生理の知識と経験を注ぎ込み、臨床実践に直結する“生きた教育”を目指します。さらに、臨床での疑問を科学的に解き明かす研究力を育む大学院教育にも取り組み、基礎医学から臨床看護までを一貫して俯瞰できる優秀な人材を、地域医療の未来への架け橋として育成したいと考えております。
「今を楽しみ、ゆっくり丁寧ながら、行動は迅速に」――『ゆっくり急げ』の精神で、情熱を持って歩んでまいります。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
吉田 哲也 准教授/泌尿器科学講座
このたび、2026年6月1日付けで泌尿器科学講座の准教授を拝命いたしました、吉田哲也と申します。よろしくお願い申し上げます。
自己紹介
私は米原市出身で、彦根東高校を経て本学へ進学し、1996年に卒業しました。生まれも育ちも「生粋の滋賀人」です。本学泌尿器科に入局後、関連病院での勤務を経て2008年に帰学し、これまで主に臨床と教育の現場に携わってまいりました。
今後の抱負
泌尿器科の魅力は、尿路生殖器系疾患の診断から内科的・外科的治療までを一貫して担い、長きにわたり患者さんに寄り添うことができる点にあります。ロボット手術をはじめとする高度医療の推進はもちろん、超高齢社会において急増する泌尿器科のニーズへの対応も大学病院の使命です。
こうした医療を支える組織の要となるのは「人」にほかなりません。だからこそ、次世代を担う医療者の育成や外科教育は極めて重要であると実感しております。本学の理念である「地域に支えられ、地域に貢献し、世界に羽ばたく大学」の実現に向け、愛着のあるこの地で医学生・若手医師の教育と養成に尽力していく所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。