日程
2026.05.30

第49回滋賀医科大学解剖体納骨慰霊法要・納骨式を実施しました。 

2026年5月30日(土)、比叡山延暦寺阿弥陀堂等において、ご遺族、しゃくなげ会会員、来賓、学生、教職員合わせて約300名が参列し、第49回滋賀医科大学解剖体納骨慰霊法要・納骨式を執り行いました。

 はじめに、遠山学長から48柱の御霊及びご遺族に対し、「解剖学は医学の中で基盤をなす学問であり、医学生・看護学生が医学部で最初に学修する重要な専門科目であります。その学修においては、実際の人体に接して学ばせていただくことが不可欠であります。滋賀医科大学における医学教育のために、無条件の篤志として自らの尊いお体を提供いただきました皆さまに、学生および教職員一同、心より感謝申し上げます。また、ご献体くださいました故人のご遺志を理解いただき、ご同意くださいましたご遺族の皆さまに厚く御礼申し上げます。本日ここに、ご献体くださいました48柱の御霊にあらためて深く感謝申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。」と慰霊と感謝の意を述べられました。 

次に、学生代表から、「実習が始まり、初めてご遺体に対面したとき、とてつもない不安と恐れを抱いたことを今でも鮮明に覚えております。これから解剖させて頂くのは、誰かにとって大切な誰かであり、同時に、その身体は、細部にいたるまで故人の人生そのものです。「ご遺体こそは尊き師なり」という言葉は、全ての医学知識の前に教わる言葉です。今は未熟な私達ですが、必ず師の教えを糧とし、故人とご遺族の方々のご期待に胸を張って応えられる「良き医療人」になれるよう、誠心誠意努力いたしますことを、この場を借りて誓わせていただきます。」と慰霊の詞を述べ、感謝の意と故人のご冥福をお祈りしました。 

続いて、学長からご遺族代表に、故人(献体者)に対する文部科学大臣の感謝状をお渡しし、各担当学生からご遺族の皆さまに順次返骨を行いました。 

また、午後からは比叡山横川の大学霊安墓地において、ご遺族、しゃくなげ会会員、来賓、学生、教職員の参列のもと納骨式を執り行い、分骨いただいたご遺骨を学生の手で納骨堂に安置させていただきました。 

当日は好天に恵まれ、多くのご遺族がご参列になり、学生と語らいながら故人を偲んでいらっしゃる姿もみられました。ご参列いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

法要の様子
法要の様子
学長祭文
学長祭文
納骨式の様子1
納骨式の様子1
納骨式の様子2
納骨式の様子2